いつの間にかダイエット|水分の代謝を良くするとは?

いつの間にかダイエット 水分の代謝を良くするとは?

人の体の半分以上は水分からできています。そのため、食事で取る
水分以外に、新陳代謝や老廃物を排出させる、便秘を予防するなどの
働きのためにも、普段から水分を1.5〜2リットル程度を意識的に取る
必要があります。

しかし、「水太り」という言葉があるように、水を飲むと太るのでは
ないかと思われる人もいるかと思いますが、0カロリーである水を摂取
して太るということはまず、あり得ません。もしあるとするならば…。

水分の代謝が悪いのは?

もし、水を飲むと太るということがあれば、それは、何らかの原因で、
水分の代謝が上手く行われずに、体の中に水分が溜まっていることを
指しています。

腎臓に疾患があるというような場合なら別ですが、特に病気である
訳ではなく、水太りのような気がする場合は、その原因の一つに、
もしかしたら塩分の取りすぎということが、あるのかもしれません。

日々の食生活を振り返って、塩分の多い食生活をしていると思ったら
改善する必要があります。

水分の代謝を良くするカリウム

水分の代謝をよくするものに、カリウムという成分があります。
カリウムは利尿作用を持ち、体の中の塩分と一緒になって、尿や汗として
排出させるという優れた働きがあります。

カリウムを多く含む食材

カリウムは海藻、豆類、乾物に多く含まれています。
野菜では、パセリやほうれん草、にら、アシタバなど。海藻類では昆布や
ワカメの素干し、味付け海苔など。豆類では納豆や豆味噌、きなこや大豆、
小豆などに多く含まれます。
乾物では、ひじきや切干大根、干ししいたけや煮干など。干しぶどうや干し柿、
プルーンなどのドライフルーツにもカリウムは多く含まれています。

利尿作用のある食材

また、塩分の取りすぎ以外にもなんらかの影響で、水太りというほど
ではないけれど、朝、顔がむくんでいたり、夕方になると足がむくんで
しまうという症状が起きる人がいます。こうした場合は利尿作用のある
食材を意識的に取る、積極的に体を動かして汗をかくというように、
水分を体から排出させる必要があります。

利尿作用の高い食材で代表的なものには、スイカやきゅうり、レタス、
とうもろこし、とうがん、柿などが挙げられます。

また、体の水分を排出させるような運動には、ウォーキングや水泳のような
有酸素運動が適しています。